日別アーカイブ: 2011年11月3日

マイラボ奨学金

奨学金といえば、日本学生支援機構や甲南大学奨学金、その他財団や地方公共団体が運営する多くの奨学金があり、学生さん達の学びのサポートとなっています。

FIRSTの学生さんの多くもそれら奨学金をもらっていますが、FIRSTにはそれらとは別に学部独自の奨学金制度があります。FIRSTの学生たちの学びの拠点である「マイラボ」の名前を冠した「マイラボ奨学金」という奨学金です。学部が開設された2009年から始まり、今年で3年目となります。この奨学金で教科書を購入する学生もいたりして、学生たちにとってもいろいろな意味で目標となっているようです。(もらえるつもりでもらえなく、算段が外れてしまう学生さんも中にはいますが・・・)

このマイラボ奨学金には、2つの種類あります。

1つは、マイラボを活用して日々学び、学年で優秀な成績を修めた学生さんに与えられる栄誉奨学金です。各学年から2名程度に授与されます。
2011年度前期は、1年生は鈴木良順君、山口隼平君、富田恵麗沙さん、2年生は石川真実さん、山田葵さん、3年生は岡田亜梨沙さん、髙木琴味さんがその栄誉を獲得していました。

鈴木山口富田

山田石川岡田髙木

もう1つは、マイラボを活用し、学年の隔てなく、共に学ぶことを目的に、一生懸命がんばったフロアの学生さん達に与えられる奨学金です。マイラボは4フロアあり、各フロアで学年混合のチーム戦のような形で競い合い、もらえる奨学金となります。2011年度の前期は4階の学生さんがその栄誉を獲得していました。

就職するという将来的な大きな目標に向かって頑張ることも重要なことですが、一つひとつの科目を勉強して修得していく過程での段階的な目標も、自分が頑張っていることを認識できるとてもよい励みとなります。試験前には、ミーティングルームで教え合いながら共に学ぶ姿、見ていて我々もうれしく思います。

そんな環境っていいですね。
FIRST独自のマイラボ、設立の想い以上に活用してもらえることが我々にとっての励みにもなっているんですよね。


一般公開(11/5 土)直前情報4

「スパコン「京」が毎秒1京回の計算速度達成」という見出しが、インターネット上のあちこちのニュースサイトに出ていますね。

さて、11月5日(土)の一般公開は、そのスパコンも含めた、ポートアイランド2期にある多くの研究機関による同時開催です。

甲南大学フロンティアサイエンス学部の最寄り駅「京コンピュータ前」周辺では、

・京コンピュータ
・神戸大学統合研究拠点
・兵庫県立大学大学院
・計算科学振興財団 高度計算科学研究支援センター

が施設公開やイベント開催を行っています。

いろいろなイベントがあって、一体どこへ行けばよいのか・・・と迷っておいでの方は、「京コンピュータ前」に「総合インフォメーション」を設けていますので、とりあえず駅にお越しいただければ、情報を一括入手することができます。各施設のイベント開催状況(予約状況など)も、分かるようになっているそうです。