月別アーカイブ: 2011年5月

1年生、はじめての定期試験がいよいよ来週

大学では前期/後期の2期制になっているところがほとんどだと思いますが、FIRSTでは、専門科目については4期制(A, B, C, D)で授業と定期試験を実施しています。

来週はいよいよA期の試験期間をむかえます。

1年生にとってははじめての定期試験。高校までは、学校の中間試験や期末試験で「落ちる」ことはなかったでしょうから、おそらく、はじめての「落ちるかもしれない(単位が取れないかもしれない)」試験ということになるでしょう。

不安が渦巻いている人は大丈夫。不安を払拭するべく熱心に勉強しているはずです。まあ何とかなるやろタイプの人は要注意。もし、何事も経験、落ちたら落ちたときのこと、と開き直っている人がいたら、それは危険です。大学の試験は甘くありません。そういう人は本当に落ちます。

一つ落としたからといって直ちに留年するわけではありませんが、2年次以降の履修に影響してきます。つまり、取りこぼした科目の再履修の影響で、2年次以降の時間割が「何を学びたいか」ではなく「どれなら時間割上、重ならずに取れるか」で決まってくるという寂しい時間割になってしまう可能性があるのです。本当に学びたい分野を学べるよう、しっかり単位を取っていってほしいですね。

jishuu3

画像は、「不安が渦巻いている」タイプの学生さんでしょうか。科目担当の甲元先生の研究室に押し掛けて(?) 勉強中です。先生は熱心さに半分感心しながらも「君、勉強より チョコ食べるのに熱心やなあ・・・」。

jishuu1
jishuu2

分子の立体構造に関する勉強。デジカメで分子模型を撮影して、後で復習に使うのだそうです。ナイスアイデアですね。


たけのこ(その後)

以前にご報告したFIRST玄関口の坪庭にひょっこりと生えていた、美味しそうなたけのこ
その後、どうなったのか?

わずかな間ですが、予想以上に育っていて、すでに2階にまで達していました。

植物の成長ははやいものですね。

BlogPaint
いえいえ、FIRSTの学生の成長もはやいですよ!

巨大DNAに隠された謎

以前に「夜のキャンパス」で紹介したFIRSTの学びを象徴するモニュメントですが、今日は巨大DNAのモニュメントについてもう少し紹介したいと思います。

このモニュメントは、直径2m、長さ22.54mで、地球の右側に設置してあり、2階フロアから7階まで伸びています。実際のDNAは2nm(ナノメートル:10億分の1メートル)であり、実物の10億倍の大きさをしています。また、2010年3月8日から2010年10月20日までの間は、世界最大のDNAとしてギネスブックにも登録されていました。

DNAは、生命の遺伝情報が記されたもので、その解読によって、病気の原因の解明、ヒトの進化の歴史を紐解くことも期待されています。実は、このFIRSTの巨大DNAモニュメントにもヒミツが隠されているんですよ! 暗号の解読表を片手に、遺伝子を配列を読み取っていくと、あるメッセージが浮かび上がってきます。

夏のオープンキャンパス(今年は8月6日(土)、7日(日))では、このモニュメントに秘められた暗号を解読する「遺伝暗号の謎を解け!」が、人気のイベントの一つとなっております。

生命の神秘、FIRSTの謎を解き明かしたい挑戦者は、是非FIRSTのオープンキャンパスへ!
たくさんの挑戦者のお越しをお待ちしております。

dna


姫路城とポーアイキャンパス

先日の仕事帰り、「B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ」で賑わう姫路城へ行ってきました。キャンパスからJR姫路駅までは新快速で1時間位です。暑い上にものすごい人で、長蛇の列に終了時間前の売り切れ続出と大変な盛り上がりでした。
24

 

え?FIRSTとまったく関係ない?いえいえ、実は姫路城の大天守修理工事を統括されている総合建設会社の所長さんは、ポーアイキャンパスの建築事務所の所長をされていた方なのです。いわば、同じ監督さんというわけですね。そう考えると、姫路城に勝手に親近感を覚えてしまいます。無事、工事が成功してほしいですね。

ちなみに、 B級ご当地グルメは震災復興を願って福島県の「なみえ焼きそば」を食べてきました。 
(麺が太い! うまい!)


試験前のマイラボ

高校でも大学でも学生さんにとって試験前は試験勉強に追われるのが常でしょうか。
ちょうど来週は、FIRSTもクォーターA期の試験があるので、学生さんは土日にもかかわらず勉強中。

勉強
(勉強の邪魔にならないよう、そっと撮影させてもらいました)

一般の大学の試験は、前期と後期の期末にそれぞれ行われますが、FIRSTでは年に4回試験があるクォーター制(4学期制)が採用されています。「えっ、年に4回も試験?」と、ぞっと思うかも知れませんが、4回に分けた方が試験勉強する科目数が分散するということで学生さんには好評だったりもします。

そもそも、クォーター制とはどんな仕組みなのか説明しましょう。

一般的な大学の授業は、週に1回の講義を15週受けることとなります。前期、後期ともに15週ずつあって、前期末、後期末に試験があるわけです。一方、クォーター制では週に2回の講義を7~8週かけて集中して行うわけです。週に2回あるので半分の期間で終わるんですね。そのため、FIRSTではA期、B期、C期、D期の4つの期があるんです。

なぜ、他の大学と違うそんな変わったしくみを取り入れているのか?
その理由はまた後日お話ししますね。