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授業公開型オープンキャンパス(Weekday Campus Visit)

フロンティアサイエンス学部では今年度も、授業公開型オープンキャンパス、ウイークデイ・キャンパス・ビジット(WCV)を開催します。

開催日は、  6月4日(土)、7月2日(土)、12月17日(土)。

土曜日ですが平日の授業が開催される日ですので、普段の授業に参加して、普段の大学の姿や学生たちの様子を知ることができます。

大学の授業って難しいんじゃないか、って?

難しくて分からなくても、それがあたりまえですので、そこは気にせず、ぜひ、気楽にご参加ください!

それよりも、大学(学部)の雰囲気を知ることができるのがポイント。

入学後に「自分には合わないな・・・」となることもありませんし、在学生と一緒に実験をすれば「未来の先輩」と仲良くなって、入学後の不安が解消されること間違いなしです。

時間割や申し込み方法の詳細は、5月中旬に、甲南大学受験生向けポータルサイト「甲南Ch.」、このブログ、インスタグラム学部公式アカウント(konan_first)などでご紹介します。

ご参加をお待ちしています。

WCV2022_1smallWCV2022_2small


さよなら深江丸

フロンティアサイエンス学部の「科学と産業政策」という授業では、学外の学修機会が用意されています。

兵庫県佐用郡の大型放射光施設「SPring-8」、神戸市の「神戸医療産業都市」、それから神戸大学の実習船「深江丸」に訪問・乗船させていただき、広く兵庫県・神戸市・港湾施設の産業について学ぶ、という授業です。

その深江丸が、2021年度末をもって老朽化のため引退しました。

神戸新聞の記事には、解体のため港を出ていく深江丸と、船を見送る矢野船長の後ろ姿が。

毎年、高松港に停泊して往復するルートに乗船させていただき、動力室や艦橋などの興味深い見学、矢野船長・若林先生のレクチャーとお人柄に触れる機会をいただいた私たちとしても、たいへん感慨深いものがあります。

昨年度はコロナ禍のため停泊したままの実習でしたが、本当に充実したプログラムをご用意いただきました。

深江丸最後の年に、停泊のままでも乗船できたことは良い思い出になります。

矢野船長、若林先生、そして深江丸、本当に有難うございました。

 神戸大学海事科学部5

 海事科学部2   

(2021年度の実習の様子。2022年度は、深江丸の後継船である海進丸に乗船させていただくことを計画中です。)


いよいよ授業開始です

2022年度の授業が始まりました。

本日、火曜日は1年生実験の日です。

1年生にとっては、はじめての大学での実験、しかも、グループを組む相手ともほぼ初対面、ということで、緊張しているのでは?

早速、実験室を覗いてみましょう。

https://youtu.be/0kaJ4LJ-Xb4

初日ということで説明の時間も長かったようですが、みなさん楽しんでいた様子で、また、緊張しながらも集中して取り組んでいたのが、とても良かったなあと感じた次第です。

実験内容については、別の記事で紹介していきますのでお楽しみに。

また、一昨年度の実験の様子を、甲南大学ホームページのWebオープンキャンパスのサイトでご覧いただけます。こちらもぜひご覧ください。

https://ch.konan-u.ac.jp/event/web-opencampus/gakubugakka_first/

いろいろな動画がアップされていますが、下から3段目の「実験科目の123」です。


卒論・修論発表会

2月14-15日の2日間にわたって、卒論・修論の発表会が行われました。

 

(ちなみに、卒論とは卒業論文、修論とは修士論文の略。それぞれ大学4年間、大学院修士課程2年間の学びと研究の集大成の発表です。)

 

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教員一同、学生のみなさんの成長を実感した2日間でした。

各自が真摯に研究に注ぎ込んできた時間と努力と工夫がストレートに伝わる、すばらしい研究発表そして質疑応答だったと思います。

卒業、修了される皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

学外の方に少し説明しますと、フロンティアサイエンス学部(FIRST)の学生は入学時から、教員と一緒に、ポートアイランドキャンパスという一つの建物の中で、多くの時間を過ごします。

 

大学に入学してからほぼ毎日、ずっと見てきた学生たちが、1年そして1年と成長して巣立っていくのは、私たちにとって本当に感慨深いものがあります。

 

大学はちょうど今、合格発表の時期。

もうすぐ決まる28年度の新入生たちとも、一緒に充実した4年間を過ごしていこうと、私たちも楽しみにしています。

 


絶対に落とせない!

今年度もあと約2ヶ月。

今年度ほど将棋が注目を集めた年も珍しいのではないでしょうか。

藤井4段が名人を破ったり、それから何と言っても羽生竜王の永世7冠達成ですね。

そんな将棋界で年度末になると話題になるのが、「昇級」と「降級」。

名人戦・順位戦の成績によっては、来年度戦うクラスが変わる可能性があるわけです。

一番上のクラスにいないと名人に挑戦することはできませんし、一番下のクラスで「降級」になると、名人位を狙うという意味では実質的に引退です。

「昇級」や「降級」が掛かった対戦は、落とせない星をかけた戦いですね。

 

フロンティアサイエンス学部(FIRST) でも来週から「落とせない戦い」が始まります。

定期試験です。

 

卒業や留年がかかっていたり、目指す研究室に入るために良い成績を収めたいという学生さんにとっては、まさに落とせない単位をかけた戦い。

いや、試験は来週からですが、戦い(試験勉強)はすでにみんな始めていて、この週末は最後のチェック作業・・・だといいんですが。

 

我々も、みんなに単位をとって欲しい。

でも、試験を易しくするわけにはいきません。

というわけで、我々にできることは徹底サポート。

 

学生さんの声があれば、質問に答えたりリクエストに応えて解説を繰り返したりする「キャッチアップセミナー」を開催します。

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一昨日にも「有機電子論」のキャッチアップセミナーが開催されていました。

参加は自由ですが、「絶対に落とせない!」と気合の入っている(?)学生さんが集まって熱心に解説に耳を傾けていました。

 

ちょっと覗かせていただきましたが、有機化学の基礎をきっちりと身につけられる内容。

創薬であれ化粧品であれ、将来、化学で何かを作り出したい、と思っている学生さんには必須の内容ですね。

単位を取ることはもちろん大事ですが、将来役に立つことを身につけるという意味でも、みなさん頑張ってくださいね。