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ウソはいけんませんね

エイプリルフールには、何かウソの記事をアップしようと思っていたのですが、どうしても思いつきませんでした。ごめんなさい。来年にご期待?下さい。
 
そのかわりといっては何ですが、頭の体操に、ウソかホントか、わかりにくい話を一つ。

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3つのドア(ABC)があり、1つのドアの向こうには賞品の自動車が置いてあり(アタリ)、残りの2つドアの向こうには何も置いてありません(ハズレ)。出題者はどのドアが当たりか知っています。

参加者は3つのドア(ABC)の中から一つを選びます。仮にAのドアを選んだとしましょう。

出題者はB、Cのうち一つはハズレであることを参加者に教えます。仮にCをハズレだとしましょう。

出題者は参加者に「Bのドアに変えてもいいですよ。」と言います。

さあ、このとき、確率的には、参加者はAを選択したままが良いでしょうか、それとも、Bに変える方が良いのでしょうか? 

答えは・・・「Bに変える方が良い」。

本当?ウソ? 


モトをたどれば・・・

職業柄、大学や予備校の広告はいつも気に留めています。最近だと、テレビコマーシャルで、合格から遡っていくのがありますよね。

 あれはいいですね。最近の学生さんは「段取り」ができないとよく言われています。あのテレビコマーシャルの要領で、ゴールに向けてしっかりと段取りをたてることが大切ですね。

 さあ今日は24年度最後の日。受験生の皆さん、まだ間に合います。25年度の目標を立ててみましょう。そして、その目標にむけて、明日、25年度の第1歩を踏み出しましょう。

 学部完成を迎えた、つまり、この3月にはじめて卒業生を輩出したFIRSTにとっても、明日は新たな1歩、特別な1歩です。将来、「モトをたとればあのときの1歩が勝着だった」と振り返れるようなスタートを切りたいものです。

 あ、勝着というのは、将棋や碁で「あとから考えてみれば、あれが勝ちを決める一手だったなあ」という駒や石の置き方のことです。

 学部の「勝ち」は何かというと、これは難問ですが、ただ言えるのは、学生のためになる良い手を指し続けていくこと。そして、FIRSTは若い学部ですから、良い手を指すだけでなく、相手が1手指す間に2手指すようなスピード感で(将棋や碁なら反則ですが・・)、学生たちの研究・教育のサポートと社会貢献を続けていくということ。その積み重ねの結果、 在校生にも卒業生にも受験生にも喜んでもらえるような学部に成長していけばいいなあ、ということですね。

 5年目の新しいFIRSTをよろしくお願いします。


スギにご注意!

いやですね、スギ花粉。そろそろ、ひのきの花粉も混ざってきているのでしょうか。

 ブログ編集者は高校生の頃に発症して(当時は花粉症という言葉も一般的ではなかった)、以来、30年近く毎年悩まされています。

 レモン汁をコップ1杯毎日飲むという民間療法から、顔面の血流を制御している星状神経節を麻酔注射でブロックするという本格的(?)なものまで、いろいろな療法を試しました。 が、自分に合う、コレという療法にはまだ出会っていません。おすすめの治療法があったら、教えてください。(ちなみに、レモン汁療法?は、1ヶ月続けた頃にノドが痛くなってツバを飲み込めなくなったので止めました。)
 しかし、最近は薬局でも、第2世代・抗ヒスタミン薬と呼ばれる副作用の少ない薬が買えるようになって、助かりますね。

 さて、FIRST(フロンティアサイエンス学部)は薬学部ではありませんが、薬についても学ぶことができます。また、薬のどんな点について学びたいかによって、授業選択の仕方が変わってきます。例えば ・・・

☆ 抗ヒスタミン薬はどんなしくみで効くのだろう? ということに興味のある方はバイオ系の授業を選択すると良いでしょう。

☆ 抗ヒスタミン薬を設計したい! という夢をもつ方は、物理化学系とナノテクノロジー系の授業を選択すると良いでしょう。

☆ 抗ヒスタミン薬を製造することに興味がある(化学合成してみたい)! という方は有機化学系の授業を選択すると良いでしょう。

例えば最後の有機化学系の授業をあれこれ履修してマスターすると、下のような「医薬品の合成スキーム(つくり方)」を見て、ふむふむと中身がわかるようになります。

Taxol_Nicolaouのコピー

このように、学びの指向に合わせてカリキュラムを自分で組み立てるのが、FIRST流の学び、なんです。 


クォーター制の利点

今回は私、2回生の鈴木良順がFIRSTのセミクォーター制について、紹介したいと思います。

良順

1月28日の「難しいけど優しい?!FIRSTの定期試験」のブログで少しセミクォーターについて触れられていましたが、今回は、学生の立場からセミクォーター制の特徴について詳しく紹介したいと思います。

セミクウォーター制は、FIRSTに取り入れられている二学期制(前期、後期に分かれている)と四学期制(A 期、B期、C期、D期に分かれている)を組み合わせた授業スタイルです。四学期制のA期、B期は、二学期制の前期を二分割した形で、C期、D期は同じく後期を二分割した形で実施されます。

セミクォーター1

2つの制度が組み合わされていますが、開講される授業は、科目の内容に合わせて二学期制で実施されるか、四学期制で実施されるかが決まっています。二学期制に入る科目には、専門科目を理解するために必要な基礎学力を養う科目が多く、英語や数学、科学英語やプレゼンテーション演習などの科目があります。一般教養科目や体育もこの科目に含まれています。これらの分野は短期集中というよりは継続的に学習していく必要があるため、二学期制をとっているそうです。確かに英語などは、短期間で学ぶよりは継続して学ぶことでしっかりと身に付くと思います。この二学期制は、全15回の授業を週一回ずつ15週にわたって受講します。これは他の大学でも同じ方式で行われています。

一方、四学期制に入る科目は、有機合成、遺伝子工学、無機化学、バイオ高分子化学などの科学に関する専門科目群です。これらの科目は、短期間で集中的に学習することで、その科目に対する理解を深められるそうです。二学期制の科目が週一回ずつ実施していたのに対して、四学期制の科目では全15回の授業を週二回ずつ受講します。二学期制でも四学期制でも授業回数に差はなく、違いは15週間にわたって実施されるか、それとも半分の7週間で授業が終わってしまうかの差があるだけです。FIRSTの学生は、二学期制と四学期制を組み合わせて受講することになります。

私が四学期制を取り入れたFIRSTのセミクウォーター制に関してよかったと思う事は、2つあります。

1つ目は、専門科目が約2ヶ月で終わるので、自分の主専攻している分野とは違う分野の科目を受講しやすいことです。これはFIRSTの専門科目が選択科目であることにもよりますが「2ヶ月くらいなら、この科目もうけてみようかな?」と思って気軽に受けられます。受講していくうち、この分野いいかも!と思ったら、主専攻を変えて、そちらの分野への進路変更もしやすくなります。なにより、違う分野の授業を受けた事で自分が全然知らなかったことに出会えるのは楽しくてワクワクするし、純粋に自分の知識も広がります。また、自分の専攻している分野が他の分野ともつながっていることもわかります。これは「バイオ」と「ナノ」を融合した「ナノバイオ」を学ぶ上では、非常に大切なことであり、この学部で深く学んでいく上で利点の一つだと私は思っています。

2つ目は、学期末の試験期間毎のうける試験科目数がセメスター制の半分となるため、1つ1つの科目に専念して学べるというところです。専門科目は四学期制であるため、週二回授業があります。さすがに週二回も授業があるので、前の授業でやったことをあまり忘れずに次の授業を受けることができます。ただ何といっても、四学期制は、私たち学生にとって、特に試験の時に本当に!!本当に!!助かっています。下の時間割表は、私の二年生後期の時間割です。仮にこの時間割が二学期制で実施された場合を考えると、専門科目(有機合成化学、遺伝子工学、薬理学、バイオセンシングと環境)と一般教養科目(科学と健康)の5科目の試験勉強を学期末に必死でしなければなりません。しかし、セミクウォーター制で実施された場合を考えてみると、C期末に3科目(有機合成化学、遺伝子工学、バイオセンシングと環境)、D期末に2科目(薬理学、科学と健康)と分割して試験に臨むことになります。私たち学生にとっては、一回の試験期間でテスト数が少ないことがどれほどうれしいことか!!・・・高校生のみなさんならこの気持ちわかりますよね? 試験科目数が少ない分、テスト勉強の計画も立てやすく、勉強に集中できます。結果的に、それぞれの分野、科目の理解を深めることに繋がっていると思っています。

セミクォーター2

実際、他の制度で授業を受けたことはありませんが、これらの理由からFIRSTのセミクウォーター制は、学生が自分たちの専門を学ぶために最適なスタイルだと私は思います。

また、これに加えて、FIRSTには「マイラボ」という1人1人に机とロッカーが与えられたスペースや、みんなで話し合いながら勉強できる「ミーティングルーム」、授業時間外に先生方が行ってくれる「キャッチアップセミナー」もあったりするので、勉強するには最高の環境です!

以上、鈴木良順がセミクォーター制についてお伝えしました。


共に学び、知ること

FIRSTが開設されて4年が経ちました。

FIRSTは小さな学部ということもあり、開設当初は全国的にその知名度も低く、一期生は甲南大学のある兵庫県や近隣の大阪府出身者がほとんどでした。しかし、最近では少しずつではありますが、違う地域から受験者、入学者も増えてきました。グラフのように、4期生では、25%(4人に1人)が兵庫・大阪外から入学した学生となっています。

昨今、大学での学びも多様化(総合大学化)していき、どの大学でも皆が学びたい学問を学べるようになりつつあります。そのため、この学問を学ぶならこの大学!という特色は消えつつあり、学生さんの地元志向は年々高まっているそうです。その社会背景の中で、他地域から入学者が増えてきてくれていることは、このFIRSTならではの学びに期待して受験してくれる学生さんが増えてきているということを示唆しており、我々もFIRSTで掲げているFIRSTだけの特色的な学びを実現していくために身の引き締まる想いで頑張っています。

このように全国各地から学生さんが集まると、在学する学生にとってもメリットがあります。実際、私が大学時代に感じたことでもありますが、自分の育った地域と異なる地域で育った友達と大学時代を一緒に過ごすことで、自分の中で新しい考え方が芽生えたり、常識と思っていたことが共通認識ではないことに気づかされたりと、社会に出て役立つ様々な考え方を享受できることがあります。FIRSTの学生さんも最近、そのようなことを思うこともあるようで、学生のプレゼンテーションを通じて知ったところでは、方言や関西以外の地域のことを考える学生さんも少なからずいるようです。

勉強だけでなく、「共に学び、知ること」も世の中にはたくさんあります。

全国の様々な地域の学生さんと共に学べるのも最近ではFIRSTの特徴の一つとなりつつあります。

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