スギにご注意!


いやですね、スギ花粉。そろそろ、ひのきの花粉も混ざってきているのでしょうか。

 ブログ編集者は高校生の頃に発症して(当時は花粉症という言葉も一般的ではなかった)、以来、30年近く毎年悩まされています。

 レモン汁をコップ1杯毎日飲むという民間療法から、顔面の血流を制御している星状神経節を麻酔注射でブロックするという本格的(?)なものまで、いろいろな療法を試しました。 が、自分に合う、コレという療法にはまだ出会っていません。おすすめの治療法があったら、教えてください。(ちなみに、レモン汁療法?は、1ヶ月続けた頃にノドが痛くなってツバを飲み込めなくなったので止めました。)
 しかし、最近は薬局でも、第2世代・抗ヒスタミン薬と呼ばれる副作用の少ない薬が買えるようになって、助かりますね。

 さて、FIRST(フロンティアサイエンス学部)は薬学部ではありませんが、薬についても学ぶことができます。また、薬のどんな点について学びたいかによって、授業選択の仕方が変わってきます。例えば ・・・

☆ 抗ヒスタミン薬はどんなしくみで効くのだろう? ということに興味のある方はバイオ系の授業を選択すると良いでしょう。

☆ 抗ヒスタミン薬を設計したい! という夢をもつ方は、物理化学系とナノテクノロジー系の授業を選択すると良いでしょう。

☆ 抗ヒスタミン薬を製造することに興味がある(化学合成してみたい)! という方は有機化学系の授業を選択すると良いでしょう。

例えば最後の有機化学系の授業をあれこれ履修してマスターすると、下のような「医薬品の合成スキーム(つくり方)」を見て、ふむふむと中身がわかるようになります。

Taxol_Nicolaouのコピー

このように、学びの指向に合わせてカリキュラムを自分で組み立てるのが、FIRST流の学び、なんです。