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グルメブログに変更?

グルメブログに衣替えするわけではありませんが、今日の内容はグルメブログ風です。

夏休み期間中は、授業がないため、1-3年生の姿はぐっと少なくなります(中にはマイラボで勉強している学生や、研究室で研究補助のアルバイトをしている学生もいますが)。教職員や大学院生はいるのですが、オープンしても利用者数があまりに少ないということでカフェテリアが閉まっているのです。外食(?)するよりほかありません。 

というわけで、サイエンス島のグルメ研究者たち(?)と題して今回紹介するのは「中国酒家 華苑」さん。ポートライナーの「みなとじま」駅と「市民広場」駅のあいだにあります。ランチバイキングが980円というリーズナブルプライスで、品数も味も大満足。からあげや海鮮ものだけでなく、野菜の種類が豊富なのがうれしいです。点心、焼きそば、炒飯に、デザートもあります。

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(難点は、食後、満腹すぎて苦しいこと。これは客側の問題ですね。)

サイエンス島の蝉

8月に入っていよいよ厳しい暑さになってきました。

ポートアイランドキャンパスでも、セミの声がうるさいほどです。セミはふつう、成虫になってから長くても1kmほどしか移動しないそうですので、埋め立てて作られた人工島にセミがいるのもちょっと不思議な気がします。これは、おそらく埋め立てに使った六甲山系の土に、卵や幼虫が混じっていたからだろうと思います。

今鳴いている蝉はほとんどがクマゼミですが、私が子供の頃は、関西ではほとんどアブラゼミばかりで、クマゼミやミンミンゼミのような羽が透明のセミを捕まえたら、しばらくはヒーローでした。最近はアブラゼミが減ってクマゼミが増えているような気がしますが、その原因の一つと考えられているのが温暖化だそうです。温暖化はセミの分布だけでなく、生態系にさまざまな影響を与えますのでやはり真剣に考える必要があるのだと思います。
 
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シュワシュワというクマゼミの鳴き声は夏の暑さを倍増させるような気がしますが、やがてミンミンゼミの声が優勢になり、ツクツクボウシにかわるころには、キャンパスにもだんだんと秋の気配が漂ってくることでしょう。それまでしばらくの間、猛暑に負けずせっかくの夏を楽しみましょう。

企業が大学生に求める能力とは?(1)

さて、FIRSTは現在、期末試験真っ最中。マイラボやカフェテリアで、昼間の空き時間はもちろん、夜遅くまで、試験勉強に取り組んでいる学生の姿が見られます。

今回はあえて、試験に対して斜に構えたような話から書き始めたいと思います。

学生のみなさんは、「何のために、自分は一生懸命、試験勉強に取り組んでいるのか」とふと考えることはないでしょうか。ペーパーテストで問われるのは、主に、専門的な知識や、論理的なものの考え方です。そのような知識や力が、自分の将来に役立つのだろうか?と考えてしまうことはないでしょうか。

「自分は将来、ナノやバイオの専門家として働くんだ」という明確な目標を持っている人は、あまり迷うことはないかもしれません。でも、将来をぼんやりと捉えている人は(多くの人はそうだと思いますが)、「今勉強していることが役に立つのか?」「他に身に付けないといけないことはないのか?」と不安になることもあると思います。

(余談ですが、ブログ管理人の学生時代は不安だらけでした。同級生たちも同じで、大学院生の先輩方に、(化学系学科だったので)先輩はどうして化学を勉強しているのですか? とよく聞き回ったものです。)

さて、ひとつの結論を先に言いますと、皆さんが学んでいることは、将来、その内容を「直接、仕事に活かす」人にとっても、「直接は活かさない」人にとっても、重要で、また、必ず役に立ちます。

それは、なぜか? 試験が終わったら、夏休みのあいだにじっくり考えてみてはいかがでしょう。(くれぐれも、考えるのは試験が終わってから、ですよ。)

さて、「何のために大学で学ぶのか」「なぜ自分は○○を学ぶのか」を考えるのに避けて通れないのが、「企業が大学生に求めている能力や資質は何か?」ということです。もちろん、みなさんの「学ぶ」動機や、われわれの「教える」の動機が、「就職する」や「良い人材を育成する」だけにあるわけではありません。私は、このような動機や目的は、大学の「学び」のほんの一面に過ぎないと思います。

しかし、まあ、ほとんどの大学生が将来企業に就職するわけですから、「企業が何を求めているか」を知っておくのも悪いことではないでしょう。ひとつのアンケート結果を見ていただきましょう。

企業が求める力1
(縦軸は何%の企業がその項目にチェックを付けたか、を表しています)

まず、みなさんが誤解するといけないので、先に書いておきますが、回答は一般的な文系の職種(営業職や事務職)を念頭においていると考えられますので、「高度な専門知識」の回答数が少ないのは、FIRSTの学生さんには当てはまらないと思います。つまり、理系であるFIRSTの学生さんには、高い専門性が求められると思います。

また、「回答は3つまで」なので、企業さんが非常に大事と思っているものであっても、優先度が4番目以降であればスコアは入らないことになります。例えば、語学力。たいへん少ない回答数になっていますが、語学の重要性がこんなに低いわけがありません。別のアンケートでは、企業から甲南大学に対して、「優れた語学力を備え、国際舞台で活躍できる人材の養成」がかなり期待されているという結果もあります。このグラフでスコアが低いから「大事ではない」ということではありませんので注意してください。

さて、回答が多かったトップ3は「行動力・実行力」「バイタリティ・熱意」「協調性」です。どのように感じましたか?

これって授業だけで身につくものなのでしょうか?

おそらく、そうは思わない人が多いのではないでしょうか。大学教育のメインコンテンツである授業だけでは語れない、でも、大学生に強く求められる能力や資質。

FIRSTにマイラボという学生同士のコミュニケーションの場があり、また、少人数制で教員とのコミュニケーションが多くなっているのは、こういう力を養ってもらうためでもあるんですね。

もちろん、授業がこういう力と無関係なわけではありません。では、どうすれば授業を通じて、企業が求める能力(社会人力や就業力などともいいます)を身につけることができるのか?

長くなりましたので、今回はこのへんで。


試験応援企画!

先日、フロンティアサイエンス学部の生協委員会についてご紹介しましたが、早速、新企画が発表されました。
 
「試験応援企画」アイス(「ガリガリ君」と「MOW」)の半額セール!

期間は、7月26日(火)から7月28日(木)の3日間ということで、明日が最終日です。
試験期間もちょうど中間地点。冷たいアイスでリフレッシュしてもうひと頑張りしてください!
 


今日から前期末試験

今日から1週間は、前期末の試験期間。
学生の皆さん、がんばって下さい!

特に1年生の皆さんは、4ヶ月間、初めて触れる専門的な内容への取り組みは、とても大変だったことと思います。もうひと頑張りして、ぜひ、その苦労を成果に結びつけて欲しいと思います。

期間中にどのような科目の試験があるかといいますと・・・
高校生や一般の方が、フロンティアサイエンス学部の専門分野を把握されるのに役立てばと思い、一覧にしてみました。
FIRSTの学生さんも、試験時間割替わりに見ていただいても結構ですが、くれぐれも、正式な掲示等で確認して下さいね。

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7/26(火)
1限 ナノサイエンス序論
1限 細胞工学
2限 バイオサイエンス序論
2限 ナノテクノロジー
4限 科学と健康

7/27(水)
1限 ナノバイオサイエンス序論
1限 ナノバイオセンシング特論
2限 ケミカルサイエンス序論
2限 バイオ計測工学

7/28(木)
1限 数学及び演習
2限 科学英語コミュニケーション2 
2限 科学英語コミュニケーション3
 
7/29(金)
1限 生命化学2
1限 生物有機化学
2限 有機電子論
2限 ケミカルバイオロジー

8月1日(月)
1限 科学英語コミュニケーション1
2限 英語及び演習

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