春休みの研究

 FIRSTの学生は夏休みも春休みも研究をします。というと、高校生の方は「自由研究の宿題?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。本当の研究です。

 どういうことかというと、文部科学省から助成金をもらっている研究プロジェクトや、企業との共同研究などに、FIRSTの学生(希望者)が参加してくれるのです。参加する学生にとっても、1,2年生という早い段階から研究経験が積めるし、プロ意識は芽生えるし、バイト料はもらえるし、一石何鳥にもなります。

labwork 画像は実際に研究に取り組んでいる1年生の様子です。大学1年生としては考えられないほど、いろいろな計測機器を使いこなせるようになっています。

 研究成果が、将来、商品化につながればいいですね!


キャンパスから眺める夕日

 今日は天気もよく、キャンパスから明石海峡大橋に沈む夕日がとても美しく見られました。新入生(3期生)を迎える頃には、橋のちょうど真ん中に夕日が沈むのかな。

sunset

 
 7階のカフェテリアからは、西は明石海峡大橋から淡路島、東は大阪湾、北は六甲山系を眺めることができます。実験室やマイラボからは南側の神戸空港がすぐ近くに見えます。ポートアイランドの南端にあるので眺めがいいキャンパスです。

ポートアイランドキャンパスの場所はこちら
http://www.konan-first.jp/map_a.html


第20回アンチセンスシンポジウム開催

 第20回アンチセンスシンポジウムが、20101223日に甲南大学ポートアイランドキャンパスにて開催され、FIRSTの大学院生も学生2名らが研究発表を行いました。

伊勢田
健太(大学院修士課程2年)
RNase H活性化能の異なるLNAオリゴヌクレオチドの合成およびmicroRNA阻害活性の評価

三村
健太(大学院修士課程2年
ジャンクションポイント近傍の塩基対が制御するRNAスリーウェイジャンクションの形成

 このように自分のキャンパスでシンポジウムがあると、大学院生にとっては良い発表の機会になるのはもちろんですが、学部の1,2年生にとってもシンポジウムの雰囲気を知る良い機会になります(1期生は3年生になったら研究発表してくれるかも知れないなあ)。世話人/事務局を務められた川上先生、長濱先生、それから発表された学生さん
、たいへんお疲れさまでした。

 下の画像はメイン会場になった7階のレクチャーホールです。
アンチセンス2
 学生さんにとっては、受付などの運営に携わるのも貴重な経験です。
アンチセンス


 ちなみに、アンチセンスというのは、細胞内のタンパク質合成のプロセスを制御する「核酸医薬」に関する技術で、ガンをはじめ、さまざまな難治性疾患の治療法として注目されています。


「核酸医薬」についてはこちら(川上研ホームページ)。
http://www.pi.konan-u.ac.jp/kawakami/index.html
 


ブログ開設にあたって

 甲南大学フロンティアサイエンス学部(愛称FIRST)は、2009年4月にポートアイランドキャンパスに開設された新しい学部です。簡単には言い尽くせないほど、ユニークな特徴をたくさんもっています。パンフレットやホームページを通じて「ユニークな特徴をできるだけわかりやすく伝える」ことに心を砕いていますが、それでも、最も伝えたくて、でも、どうしても伝えきれないのが「FIRSTの雰囲気」です。

 FIRSTのあるポートアイランドキャンパスは、決して大きいとはいえないキャンパスで、建物も一つしかありません。でも、これがFIRST特有の雰囲気(校風、ではないので学部風?)をつくりだしているんです。
 一つの建物の中に、1〜3年生一人ひとりに専用デスクが用意されたゾーン「マイラボ」があり、マイラボのとなりには教員研究室が並び、1階には学生の学びをサポートする事務室、健康面をケアする医務室、ナノやバイオの専門書が並ぶ図書室があり、最上階の7階には見晴しの良いカフェテリアがあって・・・学生と教職員、みんながここで一緒に「大学生活」をしている、そんな感じです。
 一緒に大学生活をして、何を目指すのか? FIRSTのキャッチコピーの一つは「研究で学ぶ」です。授業や教科書から学ぶだけなら、高校までと何ら変わりません。大学の学びは、「研究」、つまり学問の未知の領域を開拓する(←学部名にもなっている”フロンティア”ですね)、誰もつくったことがないものを創造する、誰も明らかにできていなかったことを明らかにする、そんな活動を通じてさまざまな能力・知識・技術を身につけることだと考えています。だから、FIRSTでは、学生は決して「生徒」ではなく「研究者のたまご=学生研究者」です。
 さて、このようなキャンパス、教職員の想い、応えてくれる学生研究者たちが、どんな雰囲気をつくり出しているか....オープンキャンパスなどにお越し下さった方々には、すぐに感じて納得していただけるのですが、やっぱり、言葉ではうまく伝えられません。このブログの画像などを通して、少しでもFIRSTの雰囲気を感じて頂ければ幸いです。