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医療産業都市だからこそ

フロンティアサイエンス学部(FIRST)のあるポートアイランドキャンパスは、神戸医療産業都市の一角にあります。

FIRSTの専門分野である「生命化学」は、「医療」と深いつながりがあるので、卒業生が近くで働いていたり、近くに出張で来たりすることも。

先日も、医療機器関連の企業に勤めている卒業生(3期生)が神戸市立医療センター中央市民病院への出張のついでに大学に立ち寄ってくれました。

学生時代は自他共に認める「まじめとは言い難い男」だったのですが、今や、ペースメーカーの設定を行う機器を取り扱ったり、不整脈のカテーテル治療(アブレーション治療)のための検査結果を解析したりと、人の命を預かる仕事に従事しています。

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ペースメーカーをプログラムする装置を見せてもらいました。手に持っているマウスみたいな部分を胸に当てて、ペースメーカーの設定をするそうです。

(ちょうど通りかかった先生に「ペースメーカー!? 学生時代は自分のペースも決められなかったのに!」とイジられていました(笑)。)

 

責任は重いが、やりがいがあるとのこと。いやあ、我々も嬉しいです。


『ファースト先生が勧める渾身の○◯シリーズ!』(3)えんぴつ

 

今回、渾身の逸品を紹介してくれるのは、前回記事で紹介した映画「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」に、ちらっとエキストラ主演された川上純司教授です(ちなみに出演は、1:38:15 のワンカットです!)。

川上先生は、文房具マニアでもあります。

文房具って人生のどこかでハマる時期ありませんか?

わたしは小学生の頃、消しゴムを集めまくり、消しバト。

授業中は練りケシを作って遊んでいました。

ものさしでゴロゴロして長細くしたり、練りまくってあっちこっちにベターっとしたり。

練りケシネタは30分ぐらいなら話せそうです(笑)

マニアって言っても集めてるぐらいと思ったら大きな間違い!ものすっごく“マニア”でした。

とくに○○の!では○○って一体・・・???

それでは川上先生を要チェケラ~

 

N:先生こんにちは!今日はみんな大好き文房具をご紹介してもらえるとのことで!

先生:はい。私の渾身グッズはこちらの鉛筆たちです。

 N:鉛筆マニアと言うことですが、どれぐらいの数をお持ちなんですか?

川上T:数えたことはありませんが、100ダースぐらいはあると思います!

N:100ダース!?1200本ですか!えんぴつまみれですね。(研究室のあっちこっちに転がっていました) 一番好きな濃さはどれですか?わたしはBです☆

先生:HBですね。やっぱりHBが書きやすい!

 N:いつごろからコレクターに?

先生:正確にはわからないけど、中学生時代ぐらいだから、40年前とか?高級な感じが好きなんです。

N:そんなに前!継続力がすごいですね。たしかに今見ると鉛筆の周りの色とか組み合わせってシンプルですが高級感がありますね。

先生:好きすぎてこんなのも作っちゃいました!

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(見えづらいですが、鉛筆の年表になっています!笑)

N:鉛筆ってとても身近なものですね。どれもこれもつかしいです~!

先生:鉛筆はあんまり使ってないの?

 N:そうですね。中学生からはずっとシャーペンです。

先生:わたしは基本シャーペンは使わないかな。基本はずっと鉛筆か万年筆です。

 N:まさにこだわりですね。それではコレクションを順に見せていただけないでしょうか

先生:はい、どうぞ 

Nが解説しますね!

■これ、違い分かりますか?最近のものは鉛筆にバーコードをつけるんです。

先生はこれがあまり好きじゃない模様。たしかにバーコードを付けると高級感がグッと下がるような。

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■これまた見分け付きますか?トンボとuniなんです!見た目が全く同じ・・・!?

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■トンボシリーズはデザインにもとてもこだわっていて、上の部分が白かったり。

これだけで特別感がでますね。

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■ホモ!?いえいえ!これ、HOMOって書くらしいんですけど、いまで言う「MONO」シリーズらしいですよ!聞いた時はおぉー!ってなりました。オークションではわりといい値で取引されるとか。

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■三菱鉛筆は色鉛筆のような鮮やかなカラーで展開!オレンジも黄色もピンクもとってもキュートです!緑と紺もとてもおしゃれ。全色集めたくなりますね!

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N:では最後に・・・今年受験を控えている方へ、マークシートに適しているおすすめの鉛筆はありますか?

先生:これなんてどうでしょう。

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N:MARK SHEET・・・え!マークシート用の鉛筆ですか!?

先生:はい。マークシートがぐりぐりしやすいように作られています。すごいでしょ!

順位は付けれないけど、この3本がおすすめですよ!

 N:今日帰り、文房具屋さん行って帰ります!長時間、ありがとうございました。

 今回は気さくな川上先生にアタックしてきました。

なんと先生、出張先の古い文房具屋さんでデッドストックを出してもらって持っていないものを購入して帰ることもあるそうです。

そしてみてくださいこれ!!!!

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こんなにちっちゃくなるまで使われるそうです。

ん?赤鉛筆が入ってる?

もちろん聞きましたよ!でも赤鉛筆にもこだわりがすごいらしいので、それは後日^^♪

 川上先生、ありがとうございました。


『ファースト先生が勧める渾身の○◯シリーズ!』(2)曲がったギター【番外編】

 

みなさんこんにちは。

この前は学部長が送る特別音楽講座で終わってしまいました。

眠くならずにちゃんと読んでいただけましたか?

今回は番外編、学部長~ギターと出会う~です。恐らく!?難しいお話はでないはず!

ナゾが多い!?藤井先生のレポート、要チェケラですよ☆g7

N:先生はいつからギターをしているんですか?

先生:中1のときです。家業のアルバイトにきていたお兄さんからギターをもらったのがキッカケでした。

N:中1!?そのころのわたしは虫取りに夢中でした・・・独学ですか?

先生:そうですね、本を買って勉強したり、教えてもらったりと様々です。

N:ギターはずーっとされているんですか??

先生:中高はバレーボール部に所属していたので、趣味で弾いていました。

N:え!?バレーボールですか!?しかも中高??

(((話が脱線してしまいそうなN・・・)))

先生:そうですよ。しかも中高です。バレー部でバンドを組んで文化祭とかのステージに立ってました。当時はエレキギターでしたね。

N:すごい!本格的ですね!大学時代は??

先生:部活動とかには入っていませんでしたが、バンドで弾いてくれないかと頼まれてベースをしたりはしました。

N:わぁ!ベースも!ほかに弾ける楽器はありますか?

先生:アコースティックギターももちろんですし、ベース、ウクレレ・・・

N:たくさんですね!そういえば、ギターといってもたくさん種類がありますね。

現在はクラシックギターを・・・ということですが、なにかキッカケがあったのでしょうか。

先生:手が小さい方なので、ギターをしていると得意・不得意のコードがありました。

が!ある日雑誌の中でクラシックギターリストの村治佳織さんの手のひらの大きさが掲載されていました。

それに重ねてみると、なんと同じぐらいの手のひらで!もうこれは言い訳できない!ということで村治さんと同じのクラシックギターを始めました。

N:たしかに、クラシックギターの方がコロンとしていて小さいような???

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先生:小さいですね。

オフ会のようなものに参加してギターが大好きな人たちと遠方まで行って有名なギター制作者の工房を訪ねたりしてました。右手で持っている方が東京で作ってもらったものです。

今日ご紹介したギターも、丹波篠山のギター制作家の手になるもので、工房にも何度かお邪魔したことがありますよ。

N:行動力がすごいです!いま練習中の曲とかはありますか?

先生:バッハの『リュート組曲BWV1006a』が弾ければいいなと思っています。(下町育ちのNのために、少し演奏してくださいました)

N:よく王族のテレビとかでBGMになっているやつですね!

先生:最後に、ちょっとした豆知識を教えましょう。

N:そうゆうの大好きです!

先生:ギターって、同じ種類同士を並べると、パッと見たときに違いが分かりにくいですよね?

N:たしかに、ギターの形って全部似ていますし、違いがあまりわかりません。

先生:この上の部分、わかりますか?

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先生:これはヘッドと言って、ギターの作成者によって違ったりします。ギターの個性はここで出すことが多いんですよ。

N:わぁ!他のものと全然ちがいますね!

作る人によって違うと言うことは、このヘッドのギターはAさんだと分かる様にもなっているということですか?

先生:そうです。簡単に言うと、ヘッドさえ見れば誰のギターなのか、誰が作ったか分かったりもしますよ。

N:こんなところに個性が表れてるんですね!

先生:そうです。ギターにも個性があって音だったり素材だったり、1つ1つ微妙に違っていて、それも面白いんですよ。

N:なるほど。個性を尊重する甲南大学の教育方針となんだか似ていますね!(むりやり)

(個性を尊重する甲南大学の次回のオープンキャンパスは7/16!詳しくはコチラ→甲南Ch.)

 

~ここで対談は終了~

藤井先生は登山にもよく行かれているので、今回は登山グッズかな!?と目論みを立てていたのですが、外れてしまいました。

バレー、ギター、登山、お酒・・・なんでも詳しくて多趣味な先生。

ファーストの皆さんは、今回は藤井先生のちょっと意外?な一面を見れたのではないでしょうか。

藤井先生、ご協力ありがとうございました^^


学生さんの受賞 〜Chromatography Outstanding Student Paper Award〜

第24回クロマトグラフィーシンポジウム(主催:クロマトグラフィー科学会、東北大学医学部開設百周年記念ホール、6月14日〜16日)にて、フロンティアサイエンス研究科修士課程2年の野上晴加さんが「Chromatography Outstanding Student Paper Award 2017」の表彰を受けました。 

なお、発表論文は「Nicotine-selective Polymeric Adsorbent Obtained by Molecular Imprinting with Excess Use of Itaconic Acid」で、農作物や環境中に残留している農薬などの汚染物質を、低濃度まで正確に分析できるよう、簡便に濃縮することができる高分子材料に関する内容でした。

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(東北大学医学部開設百周年記念ホールにて)


『ファースト先生が勧める渾身の○◯シリーズ!』(2)曲がったギター

みなさん、こんにちは! ポートアイランド事務室のNです。

前回の三好先生の多機能ウォッチはいかがでしたか?

さて、フロンティアサイエンス学部(FIRST)の教員のこだわりを紹介するこのコーナー、早くも(ようやく?)2人目です。

今回、渾身の逸品を紹介していただけるのは、フロンティアサイエンス学部長の藤井敏司教授です。学部長ですよ、みなさん。

紹介の品もぜったい学部長級ですよ(?)。

 

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N「わあ、今回はギターですね! どんなギターをご紹介いただけるのでしょうか?」

先生「フレットが曲がったギターです。」

N「あっ、わかりました。印刷がずれているお札は価値が高い的なギターですね!」

先生「違います(笑)。ちゃんと理由があって、あえて曲げて作られているんです。」

N「うぬぬ・・・。で、先生、そのフレットというのは・・・すいません、音楽のことは何にも知らなくて・・・下町育ちなもので。」

先生「ほら。」

 

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N「ほんとに曲がってる! すご~い。」

 

(みなさん、ここからはしばらく音楽の時間です。ちゃんと寝ずについてきて下さいね。)

先生「Nさんは平均律というのを聞いたことがありますか?」

N「・・・。」

先生「ほら、バッハの平均律クラヴィーア曲集とか、あるでしょう?」

N「・・・・・。」

先生「例えば『ド』から1オクターブ上の『ド』まで、ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#、シ、ドの13種類の音がありますよね。その『ド』から『ド』までを12等分するような音律が平均律です。」

N「13個の音なのに12等分ですか? あっ、私得意なやつです。つるかめ算、ん? ちがう! 植木算ですね!」

先生「ギターでもピアノでもこの平均律が一般的に使われているのですが、ちょっと問題あるんですよ。」

N「何ですか?」

先生「和音がきれいにハモらないんです。」

N「えーっ? ピアノやギターではきれいな和音は弾けないということですか?ショックです。」

先生「はい、厳密に言えば。例えば、『ドミソ』の和音。ちょっと難しい話になりますが、完璧な響きにしようと思ったら、『ミ』と『ソ』は、『ド』の周波数(1秒間に何回空気がふるえる音か、という数字)のそれぞれ『5/4倍(1.25倍)』と『3/2倍(1.50倍)』でないといけないんです。」

N「平均律だと何倍になるんですか?」

先生「ミが1.259‥倍、ソが1.498‥倍です。」

N「はぁ、ビミョーに違いますね。その違いが・・・」

先生「そうなんです。周波数がきっちり割り切れる関係じゃないので、平均律のドミソが同時に鳴るときれいに混じり合わないんですね。」

N「でも先生、おかしいです。平均律は12等分するんだから、平均律の方が割り切れる数字になるはずじゃないですか?ドから6番目の『ファ#』」がちょうど1.5倍になるとか?」

先生「おぉ、するどいですね。では、詳しく説明しますが、ここでの等分というのは等比数列のことで・・・」

N「せんせー! 私には難しすぎます(泣)。でも、響きがきれいなギターということはわかりました。その響きをちょっと聞けたりしますか?」

先生「ははは、最近は全然練習してないので・・・」

 

guitar3

N「なんか、楽譜もジャカジャカじゃなくてボロロン、という感じなんですね。本格的ですね。」

先生「(笑)。Nさんのギターのイメージは、バッキングというんですが、フォークギターでコードをかき鳴らすような弾き方ですね。これはフォークギターじゃなくて、クラシックギターですからね。メロディも伴奏も1人でやらないといけないところが、難しいけどおもしろいところですね。」

N「えー、いいなあ、私もやってみたくなりました。才能ないですけど。」

先生「そんなこと、やってみないとわかりませんよ。」

N「わかります。昔、ギター教室に通ってたので。」

先生「えっ!?・・・やってたの・・・」

 

チーン

今回はここまで!学部長の特別音楽講義とNの黒歴史カミングアウトで終わってしまいました。

貴重な学部長対談、このまま終わらせません。

次回、渾身シリーズ番外編~学部長、ギターと出会う~をお届けします。