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バイブル、といっても聖書のことではありません

フロンティアサイエンス学部(FIRST)にはスチューデントリーダー(SL)がいる、というのは以前に書きましたが、そのSLたちが自主勉強会というか、「自主試験(?)」を行ってくれました。

 

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FIRSTのバイブル(BIBLE)の確認テストです。

 

BIBLEとは、Basic Information Before LEarningの略で、「授業で習うとか考えるとかいう以前に、まず自分で覚えておきましょうよ」という事柄をまとめたもの。

 

FIRSTの学生たちは「大学での学修は暗記ではなく、考えることが重要」と耳にタコができるほど言われていると思いますが、これは決して暗記が不要だというわけではありません。

考えるためには、その拠り所となる基礎的な知識が必要ですからね。

 

ご参考までに、BIBLEの21項目の一部を下に挙げておきます。

 

・ギリシャ文字

 (知らないと、βケト酸とか、ζ電位と言われても戸惑いますよね。)

・SI基本単位、組立単位

 (質量の単位は? 力やエネルギーの単位は?単位がわかれば関係がわかる!)

・単位の接頭語

 (メガは10の6乗、ナノは10の-6乗というあれですね。)

・周期表

 (生命化学科の学生なら、生体内で重要な働きをしている遷移金属くらいはパッと言えないと・・・)

・アミノ酸の構造と名称

 (例えば、正の電荷をもっているアミノ酸は? 生化学から材料科学まで、どんな分野にも欠かせない知識です。)

 

このBIBLE、入学直後に冊子を渡されているのですが、今回、3年生や2年生のSLが「1年生、ちゃんと覚えてる?」と試験をしてくれたわけです。

学生たちによる自主試験なので、私たちは結果は知りませんが、できた1年生もあまりできなかった1年生も、これを刺激にして、2018年は一層の飛躍を遂げて下さいね。


もうすぐハロウィン

クリスマスを追い上げる勢いで、年々、社会に浸透してきているハロウィン。

フロンティアサイエンス学部(FIRST)は、独立キャンパスのおかげで(?)仮装しやすい環境にあるのか、研究室を練り歩いて「Trick or Treat」するのが伝統になりつつあります。

数年前には授業を始めようと講義室に入ったら下のような学生たちが座っていて、目がテンになったこともあります。

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(FIRST3期生が2年生のときの画像です。2015年3月学部卒・2017年3月大学院修士課程修了の学年ですね。この仮装っぷりで真面目な顔して講義を聴いているので、そのギャップに笑うのをこらえるのを苦労した覚えがあります。過去のハロウィン記事はこちら。こちらは今の4年生が1年生のときのハロウィンです。)

 

そのハロウィンを盛り上げようと、生協さんでもこのような企画が。

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かぼちゃの重さを当てるといろいろな賞品がもらえる、という企画ですね!

 

ちょうどチャレンジ真っ最中の大学院生がいたので写真を撮らせてもらいました。

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「答えは小数点以下2桁までって、g単位かな? ということは 10 mgの桁まで当てるんかな?」

いやいやいや、それは無理でしょ!

絶対に kg だと思いますよ。

 

でも、さすが大学院生ですね。

研究ではいつも、ミリ(m)どころかマイクロ(µ)とかナノ(n)の桁を相手にしていますからね!


4代目SL(スチューデント・リーダー)にバトンタッチ!

フロンティアサイエンス学部(FIRST)が、プレミアプロジェクトの一環として「We Love Studyプロジェクト」を開始してはや3年、以前にも「3代目SL(スチューデント・リーダー)参上」で、このプロジェクトで活躍してくれているSLを紹介しましたが、10月11日、後期を迎えて新しいSLが決定するのにあわせて、3代目SLの離任式と4代目SLの任命式を執り行いました。
 
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「We Love Studyプロジェクト」は、「学生が自ら学ぶ力を育て、仲間と協力してともに学ぶ(自力自学・協力共学)」環境を醸成することを目的に、学習のための素材や授業コンテンツの作製等、様々な試みを展開していますが、SLは、学生同士での学びの推進と、教員との橋渡しを行ってくれている学生達です。
 
SLは4フロアにある各マイラボにおいて、前期は3年生、後期は2年生から1名、計4名が半年ごとに選出され、これまでに、マイラボのクリーン作戦や、マイラボのルール作りに向けたアンケートの実施など、SL自身が企画、発案した活動や、教職員と協力した、学習サポートのためのコンテンツ作成などの活動を行ってきました。
 
3代目SLは、先代から引き継いだアンケートを基に、マイラボのルールを作ってくれたほか、長年、捨てられずマイラボに放置されてきた学生達の書籍も「甲南大学古本募金」に送ることを決めてくれました。
 
SLは教員からの指名制ですが、選出されることは名誉であることがしっかり定着してきたのか、4代目は突然の指名にも全く驚かない堂々とした様子でした。学部長、FIRSTの学生活動支援委員会主任教員から、労いと後輩達への学習サポート等、学級委員長とは違う役割期待の言葉が述べられた後、本プロジェクトのリーダーより、3代目SLを労い記念品が贈呈されました。和やかな雰囲気だった式典の後には、SL同士の熱心な引継ぎが執り行われました。
 
校舎入口にあるSL専用のホワイトボード、3代目SL作のマイラボ・ルールの貼り紙の横には、4代目のSL紹介が、早速、貼り出された模様。整理整頓で美しくなったマイラボで、また新たな学びが始まろうとしています。
 
引き続き、学生と教職員が一体となって、FIRSTらしい「自力自学・協力共学」の取組みを推進していきますので、ご期待下さい。
 
(フロンティアサイエンス学部 教授 村嶋貴之)

高大接続教育の役割も 〜キャッチアップセミナー〜

少人数制を特徴とするフロンティアサイエンス学部(FIRST)。

入学定員45名というコンパクトな学部です。

そのメリットは、教員と学生、お互いに “顔” が見えるところではないでしょうか。

 教員の立場からすると、文字どおり “顔を見ながら” 授業をしていると、「学生が理解できてなさそう」という気配を知らんぷりはできないもの。

先日も「無機化学」という授業で、授業内容の補足をする「キャッチアップセミナー」が開催された、と学生から聞きました。

FIRSTの入試は理科1科目で受験できるのですが、「無機化学」を理解するのに役立つ「物理」を高校で選択していなかった学生のために、このセミナーが開かれたそうです。

 

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(FIRSTの3年生のスチューデントリーダーが情報と画像を提供してくれました。左下の図は、おそらく、学生さんに向心力を体感してもらっているところでしょう。)

 

このようなセミナーは正課の授業時間外に開かれます。

定期試験が近づくと、過去の授業内容の「復習」型や、例題を解く「演習」型のキャッチアップセミナーのリクエストが、今期も学生からあがってくることでしょう。

学生の皆さん、少人数制のメリットを目一杯活用してくださいね。


本日、大学院入試

本日、9月2日(土)は、甲南大学大学院修士課程の入試日。

 

ちなみに修士課程というのは2年間で、その後に博士課程(3年間)があります。

博士課程を修了して審査に合格すれば、いわゆる「博士」です。英語で名前が書かれるときの敬称は、Mr. や Ms. ではなくて、Dr. になります。

 

話は戻って大学院入試。

いつもは授業を受けている教室で、でも、いつもとは違う緊張感で、学生たちが入試問題に取り組んでいます。

 

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(イメージ画像です。)

 

高校生・受験生のみなさんの中には、「大学に入ってもまだ入試があるのか・・・」と驚かれる方もいらっしゃることでしょう。

あるいは、最近では「高校生にも大学院進学を意識させている」とおっしゃる高校の先生も多くいらっしゃるので、すでに卒業後の進学のことまで考えておられる方もいらっしゃるかも知れません。

 

というのも、理系では大学院修士課程の修了はなかば必須だからなんです。

研究、開発、技術など、理系としての知識やスキルを活かせる職に就こうと思ったら、大学院を出ておかないとなかなか難しいという事実があります。

これは甲南大学だけではなくて社会全体の流れですね。

 

さて、全国の大学の大学院入試は夏の時期に集中しています。

なぜこの時期に入試があるのか?

正確な理由は知りませんが、おそらく、入試に失敗しても就職活動ができるように、ということなんでしょうね。

就職以外にも、3月までいろいろな大学の大学院が2次入試・3次入試をやっていますので、他大学の大学院に志望を切り替えて試験勉強を続ける学生さんもいらっしゃいます。

 

高校生・受験生のみなさんには何だか気が滅入る話題になってしまったかもしれませんが、私の言いたいことはただ一つ。

大学合格をゴールを思わず、スタートと考えてくださいね、ということです!

・・・ん? やっぱり気の重くなる話でしたか 。。。

 

でもまあ、まずは大学合格、ですね。

公募制推薦入試の願書受付まで2ヶ月を切りました。

みなさんのご健闘をお祈りしています。