カテゴリー別アーカイブ: キャンパス

医務室スタッフの紹介

ポートアイランドキャンパスは、研究・教育だけでなく、学生生活をサポートする設備も備えています。
例えば、医務室や学生相談室。怪我や体調を崩したときなどに、心強い存在です。

今日は、先月から新しく医務室の看護師として赴任された「篠真里(しの・まり)」さんを紹介します。ポートアイランド事務室の谷向さんによるインタビューです。

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(医務室の篠さん)

「神戸はどうですか?」

6月に関東から引っ越してきたばかりなので、神戸というより関西が初めてなんです。異人館やメリケンパークに行ったりした程度ですが、とても良いところですね!

「ずっと関東なんですか?」
千葉の市川出身で、短期間一人暮らしをした以外はずっと千葉でした。今回、主人の転勤でこちらに来たのですが、転勤が決まってすぐ「るるぶ」を買って、「遊びにいくわけじゃない」と親に叱られました(笑)

「来たばかりで不安でしょう?」
いえ、来る前のイメージと少し違って、関西の方は落ち着いた感じでしたので不安はあまりありません(笑)住んでいる所も、坂が多いので大変ですが、環境は気に入っています。

「関西人はどんなイメージだったんですか?」
もっと「ぱーっ」と明るいかと。あ、でも、人の距離は近いですね、「ちょっとおねーちゃん」みたいに、店のおばちゃんに話しかけられたり・・・。

「関西もいい所なので、色々と行ってみてくださいね」
弟が京都で大学生をしていますので、京都までは遊びにきたことはあるので、これからは四国や淡路島に行ってみたいです。学生さんにも、良いところがあれば教えてほしいです。

「なるほど、お姉ちゃんだと思って学生さんにも来てもらえたら。」
はい、気軽に来てください。少しだけですが、医務室は涼しいです(笑)あとピアノが趣味なので、音楽の話でも。

「学生さんにもピアノが趣味という子が結構いますね。お母さんがピアノの先生で本人も上手い(という噂の)子も。それから、FIRSTの先生には結構楽器演奏者がいるんですよ。
 今日はありがとうございました、よろしくお願いします。」


(クイズ)ハナミズキではなくて・・・

前回の宿根バーベナの記事で「ハナミズキの木の根元に、白、ピンク、紫のバーベナが寄せ植えに」と書きましたが、よく見ると、これハナミズキではありませんね。

木全景

ハナミズキにとってもよく似ているのですが、「実」ではっきりと区別することができます。 
さて、この木は何でしょう? 

木の実

(答えを確かめたい方は、今回のバーベナや前回のオトギリソウなど、植物関係の記事の担当ライター:村嶋先生まで。学外の方は、夏期オープンキャンパス(8/6,7)の個別相談ブースで村嶋先生を見つけることができます!)


宿根バーベナ

ポートアイランドキャンパスの中にはいろいろな植物が植えられています。少し前に紹介した「オトギリソウ」の花はそろそろ終わりのシーズンですが、これからしばらくは宿根バーベナの色とりどりの花が楽しめます。

flower1

バーベナは春から秋まで花を長く楽しめるため、庭などにもよく植えられていますね。

このキャンパスでは、ハナミズキの木の根元に、白、ピンク、紫のバーベナが寄せ植えにされているのですが、アサガオやパンジーのように花の色が掛け合わされて混じることが少ないようで、3年目の今年も、それぞれの色の花を咲かせています。
これはたぶん、種をつけない宿根草の特徴で、同じ株からは毎年同じ色の花が咲くのだと思います。

flower2

一つ一つの花もきれいですが、色の違う花がたくさん集まっているのもまたとてもきれいです。

FIRSTのマイラボでは、いろんな個性、いろんな学年の学生さんが集まっていますが、それぞれの個性を大事にして、個人でも、集団でも輝くよう努力してほしいと思っています。なにしろ、バーベナの花言葉には「勤勉」「一致協力」といったものもありますから・・・。


梅雨の合間の夕空

キャンパスからの夕景・第2弾です。
今週はずっと梅雨模様、という予報。でも、日の入り前に少しだけきれいな空が見られました。

夕景

(ポートアイランドキャンパスから見た北側(六甲山側)の空です。 8月の「みなと神戸海上花火大会」のときには7階から花火が見られるんですよ!)


オトギリソウ(弟切草)

ここポートアイランドキャンパスにも初夏がやって来ました。

キャンパス内には以前ご紹介したツツジのほかにもいろいろな植物が植えられていますが、この時期はキャンパス正面の左右に黄色いビヨウヤナギが満開です。

otogiriso2
otogiriso1

この植物は別名オトギリソウ(弟切草)という物騒な名前でも呼ばれていますが、これは昔、この植物を薬草として鷹のケガを直すのに使っていた兄がこのことを秘密にしていたのに、それを弟が他人に漏らしたために兄が怒って斬り捨てたという伝説からきています。

実際に、この植物の汁は鳥類の病気の特効薬となるそうです。

オトギリソウには生理活性の強い物質が含まれていて、ヨーロッパではこれを食べたヒツジが太陽に当たると病気になってしまうため、そうした病気に強い黒いヒツジが開発され、いまもヨーロッパには黒いヒツジがたくさんいるのだそうです。

生理活性の強い物質は「毒にも薬にもなる」ということで、この植物に含まれる成分を薬として活用できないか、こうしたこともフロンティアサイエンス学部で研究されているテーマの一つです。