大学院生の研究発表


昨日は、大学院の修士2年生と博士3年生の研究発表がありました。
「ナノバイオ研究演習2」「ナノバイオ研究演習5」という大学院の修士課程、博士後期課程の必修単位です。

これらのナノバイオ研究演習は、現在、自分たちが取り組んでいる修士論文研究、博士論文研究が、社会的にどのような意義があり、類似した研究はどのように行われていて、どこに自分の研究の新規性や独創性があるのか、また、それによって得られた成果が将来的にどのように活かされるのか、プレゼンテーションするものです。当然のことながら、研究者として、将来活躍するには不可欠な能力となります。

ナノバイオ2

発表は朝から夕方までありましたが、聴講は自由でしたので、多くの大学院生、学部生も聴講にきていました。日頃、いろいろな話をしている大学院の先輩たちの研究内容もこういう形で聞くとよくわかるものです。学部生にとってみると、卒業研究や大学院の修士論文研究、博士論文研究というのは、まだまだ先のイメージがあるかも知れません。ただ、4年生になれば全員が取り組むことになります。1,2年生もそんな遠くない将来に、3年生にとってみれば、来年に取り組むこととなります。

大学院の必修科目の成績評価にも関わるということで、教員からの厳しい質問も飛び交い、会場はやや緊張した空気もありましたが、自分たちの研究を説明しようとするプレゼンテーションや厳しい質問にも必死に回答しようとする大学院生の受け答えの中から、何かしら学びとってもらえればうれしいところです。

がんばれ、未来の研究者たち。