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卒論・修論発表会を終えて

卒論・修論発表会のあとは「お疲れ様会」が催されるのがフロンティアサイエンス学部(FIRST)の伝統です。

 

誰がお疲れ様なのかって?

 

昔は「先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。」と、卒業生・修了生が謝恩会を用意したものですが、新しい学部であるFIRSTは学生が主役(?)。

 

学部3年生が卒業生に「お疲れ様!」、大学院修士課程1年生が修了生に「お疲れ様!」という趣旨の会なんですね。

 

student award

(お疲れ様会では「後輩が選ぶ優秀発表賞」の発表なども。)

 

これはちょっと、私たち教員がFIRSTの学生を羨ましく思っているところです。

自分たちの学生時代、特に学部生時代には、学年をまたいだ学生間のつながりなんて、まったくなかったですからね。

 

Bingo

(ビンゴゲームに続いて、修士過程1年生から修了生への記念品贈呈。)

 

FIRSTでは、マイラボという学生スペースに1年生の時から自分の専用デスクがあるんですね。

席の配置は学年混合になっているので、先輩・後輩が一緒に遊びに行ったり、勉強や実験の面倒を見たり見てもらったり、ととても仲がいいんですよ。

 

今日の夜は3年生主催の卒業生の「追いコン」。

これも、学部開設2年目から続く、FIRSTの伝統ですね。


卒論・修論発表会

2月14-15日の2日間にわたって、卒論・修論の発表会が行われました。

 

(ちなみに、卒論とは卒業論文、修論とは修士論文の略。それぞれ大学4年間、大学院修士課程2年間の学びと研究の集大成の発表です。)

 

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教員一同、学生のみなさんの成長を実感した2日間でした。

各自が真摯に研究に注ぎ込んできた時間と努力と工夫がストレートに伝わる、すばらしい研究発表そして質疑応答だったと思います。

卒業、修了される皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

学外の方に少し説明しますと、フロンティアサイエンス学部(FIRST)の学生は入学時から、教員と一緒に、ポートアイランドキャンパスという一つの建物の中で、多くの時間を過ごします。

 

大学に入学してからほぼ毎日、ずっと見てきた学生たちが、1年そして1年と成長して巣立っていくのは、私たちにとって本当に感慨深いものがあります。

 

大学はちょうど今、合格発表の時期。

もうすぐ決まる28年度の新入生たちとも、一緒に充実した4年間を過ごしていこうと、私たちも楽しみにしています。