カテゴリー別アーカイブ: イベント

企業訪問・見学(神戸製鋼加古川製鉄所)

12月12日(水)の午後から、父母の会の支援の下、神戸製鋼加古川製鉄所の見学に行ってきました。FIRSTでは、企業の方をお招きしてお話を伺うLead-Offセミナーと並んで、人気のある企画です。学生さんにとって企業の内部を見れる機会はほとんどないので、実際に見ることで働くイメージが付くことにも繫がっているようです。

 神戸製鋼所は1906年、神戸で創業した地元の大手有力企業であります。鉄鋼産業は、基幹産業といわれ、日本成長の原動力として日本のものづくりを支えています。同社は鉄鋼、非鉄金属(アルミ、銅、チタンなど)の素材のほか溶接材料、産業機械、建設機械など、多角的に事業を展開しています。
 

今回見学させていただいた加古川製鉄所は、神戸製鋼所最大の製鉄所で原料の鉄鉱石の溶解から船舶などの用いられる厚板、自動車・家電向け薄板、棒鋼、線材などの製品まで一貫して製造しているそうです。

明石大橋の超高強度ケーブルも同社で製造されたそうです。

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全員ヘルメットを着用し、バスをつかって広大な敷地内を見学していきました。

実際に現場を見学した学生からは話を聞いたところ、以下のような感想がもらえました。

学生「とにかくすごかった!」
教員「どのへんがどうすごかったの?」
学生「どこの何がすごいっていわれてもうまく説明できませんが、とにかくすごかったんです! 見たらわかります!」

話を聞くに興奮冷めやらぬ様子でした。
教科書やインターネットからの情報ではわからない迫力がそこにはあったようですね。

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甲南平生塾@ポーアイキャンパス

先月8日、ポートアイランドキャンパスで甲南平生塾がひらかれました。

 甲南平生塾は、甲南大学と関わりのある方々を“熱い講師陣”としてお招きし、対話型講義を通じて、塾生たちが「率先して社会に貢献できる人物」に育つべく甲南学園創設者平生釟三郎の精神を身につける、というプログラムです。

 “魂の十講”として全10回の講義が予定されているのですが、その第8回(テーマ:挑戦)が、講師がポートアイランドに本社を構える「株式会社ディーエスピーリサーチ」の社長・中西伸浩氏ということもあって、ポートアイランドで開講されたわけです。

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 ポートアイランドキャンパスで開講されるのはこの1回だけということで、塾生以外の学生たちも参加。数々の「挑戦の仕方・考え方」を教わり、また、考えさせていただく貴重な 機会となりました。


大阪府高等学校進路指導研究会の皆様がご来訪



11月20日、大阪府高等学校進路指導研究会から17名の先生方が、フロンティアサイエンス学部に視察研修にいらっしゃいました。

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 少人数体制やカリキュラムといった学部の特徴を説明させていただいたのちに、マイラボなどの教育・研究施設をご見学いただき、「いろいろな大学で“どういう学生を育てたいか”という話はよく聞くが、今回、“実際にどのように学生を育てているか”という話を初めて聞いた。」とのコメントをいただきました。

 フロンティアサイエンス学部では、 教育のソフト(カリキュラムや指導方針)とハード(マイラボや実験室などの施設)が互いにうまくリンクするようにつくってあるので、学部のことを良く知っていただくには、ご来訪いただいて直接ご覧いただくのが一番なんですね。

 2009年4月の学部開設から、まだ3年9ヶ月。少しでも多くの方々にこの学部の特徴を知っていただけるよう、個人・団体を問わず、見学や学部説明はいつでも歓迎しています。受験生お一人でも大丈夫です(実際にこれまでも、受験前後に、大学選びのために見学にいらっしゃるケースがよくあります)。

 ご関心がお有りの方は、ポートアイランド事務室までお問い合わせください。 (連絡先はホームページをご覧下さい。)


FIRSTスポーツの祭典

FIRSTにはレク委員というものがあり、新入生の歓迎会など、いろいろなイベントを企画、開催しています。今日は、去る9月5日に開催されたサッカー大会についてご紹介したいと思います。

企画したのは、2年生のレク委員である松野君と㟢本さん。

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神戸市立王子スポーツセンターを借りての開催でした。

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 当日は、楽しく、そして大いに盛り上がったそうです。
 さて、次回は何のスポーツが選ばれるのでしょうか、楽しみですね。

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高大連携(大阪府立大手前高校)

先週の金曜日(7日)、大阪府立大手前高等学校の1・2年生20名を迎えて、実験講義を行いました。実験テーマは「酵素のセンシングテクノロジー」。グルコースオキシダーゼやペルオキシダーゼといった酵素を利用して、”明るく光るかどうか(化学発光)” や ”濃く色がつくかどうか(色素生成)” によって、「血痕」「玄米の鮮度」「血糖値」などを検出・測定する実験を行いました。
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【コンサートのケミカルライトや夜釣りのウキでもおなじみの化学発光】

 この原理は、“目で見て判断できる診断ペーパー”として、市販の尿糖センサーや血糖センサーにも使われているんですよ。参加されたみなさんのアンケート回答をみると、最先端のテクノロジーお楽しみいただけたようですね。

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【 グルコースオキシダーゼとペルオキシダーゼ(酵素)の作用で色素がつくられる。グルコースの濃度が高いと、色素がより多くつくられるので、色が濃く見える。一番上の行を見ると、左から右に、色が薄くなっていく(つまりグルコースの濃度が低くなっていってる)のがわかる。 】

 このようにフロンティアサイエンス学部では実験講義や模擬講義をはじめとした高大連携活動を行っています。ご関心がお有りの方は、ポートアイランド事務室までお問い合わせください。

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【この画像は昨年12月のもの。昨年のテーマは「アゾ色素の合成とハロクロミズム評価」】