学生と教員の距離


FIRSTの良いところの一つとして、学生と教員の距離感が近いという声をよく聞きます。

「大学の先生って話しにくいと思っていた」私も学生の時はそうでした。
学部生の間は、大学の先生がどの建物のどの部屋に居られるかすら知らなかったような気がします。知っていたとしても、ノックしにくい重厚なドアがあり、よほど重要な話がない限りは先生のところを訪れるなんて考えたこともありませんでした・・・。

では、なぜFIRSTの先生は話しやすいのか? 我々なりに解析してみました。

その1:「教員の平均年齢の低さ」
FIRSTには15名の専任教員がいますが、その平均年齢は約40歳と低いことが挙げられます。比較的
学生に年齢が近いからでしょうか?(そうは言ってもだいぶ離れてますね・・・)

その2:「入りやすい教員研究室」
教員の居室はガラス張りとなっており、教員がいるかどうかは廊下から見て一目瞭然。マイラボからフラリとやってきて、ガラス越しに先生の様子をうかがい、先生があいていそうであればすぐに質問に行くこともできます。

教員居室
(鶴岡先生の居室を廊下から写させてもらいました)

その3:「マイラボの存在」
教員のいる研究ゾーンと学生がいるマイラボは、ドア1枚を隔てた距離にあり、教員が講義や食事などにいく時には、必ずそのフロアのマイラボを通るように動線が設計されています。この動線によって教員と学生が接触する機会が増えます。
「今日の授業わかった?」「朝早くから頑張ってるね!」「おはようございます!」「先生、髪型変えたんですか?」 何気ない会話で距離も近づくのでしょうか。

その4:「1年次から専任教員が学生を教育」
一般的な大学のカリキュラムでは、1年次には非常勤の先生が教養教育をするため、専任教員と接触する機会は非常に少ないですが、FIRSTでは「研究がしたい」「研究者になりたい」という目的をもって入学した学生さんの希望に応えるため、1年次から専任教員が専門科目を教育しています。
学部1年生でも、教員の講義を聞き、質問に行って話す機会はたくさんあります。最初から知っていたらいろいろ話せることも増えますよね。

その5:「指導主任面談」
以前に紹介したように、FIRSTでは年に2回、指導主任面談が用意されています。自分から声をかけにくかったとしても、面談で仲良くなれば、話しやすくなりますよね。

いろいろと挙げましたが、何はともあれ、フレンドリーに話しかけてくれる、偉ぶっていない等身大の教員が多いのが一番なのかもしれません。

以上、教員による勝手な分析でした。

正解はオープンキャンパスなどで学生さんに聞いてみてください。