フロンティアサイエンス学部の「科学と産業政策」という授業では、学外の学修機会が用意されています。

兵庫県佐用郡の大型放射光施設「SPring-8」、神戸市の「神戸医療産業都市」、それから神戸大学の実習船「深江丸」に訪問・乗船させていただき、広く兵庫県・神戸市・港湾施設の産業について学ぶ、という授業です。

その深江丸が、2021年度末をもって老朽化のため引退しました。

神戸新聞の記事には、解体のため港を出ていく深江丸と、船を見送る矢野船長の後ろ姿が。

毎年、高松港に停泊して往復するルートに乗船させていただき、動力室や艦橋などの興味深い見学、矢野船長・若林先生のレクチャーとお人柄に触れる機会をいただいた私たちとしても、たいへん感慨深いものがあります。

昨年度はコロナ禍のため停泊したままの実習でしたが、本当に充実したプログラムをご用意いただきました。

深江丸最後の年に、停泊のままでも乗船できたことは良い思い出になります。

矢野船長、若林先生、そして深江丸、本当に有難うございました。

（2021年度の実習の様子。2022年度は、深江丸の後継船である海進丸に乗船させていただくことを計画中です。）

フロンティアサイエンス学部のキャンパスがあるポートアイランド。

松任谷由実さんの「タワー・サイド・メモリー」の歌詞に出てくる「ポートピア」（＝神戸ポートアイランド博覧会）は、このポートアイランドの街開きを兼ねたイベントでした。

そのポートピアから41年。

変わらないものもあれば、医療産業都市、大学、空港、動物のアミューズメントパークなど、新しく出現したスポットもたくさんあります。

このブログでは、そんなポートアイランドの風景も紹介していきたいと思います。

（神戸空港近くの飛行船発着場。着陸中の飛行船が見られるのは珍しい（？）。右端に写っている楕円柱の建物はポートピアホテルで、その左手前に黒っぽく見えるのが甲南大学ポートアイランドキャンパス。）

フロンティアサイエンス学部１期生が卒業時に贈ってくれた桜が、今年も見事に満開。

１期生のみなさん、ありがとう〜。

なお、9年前の記念植樹の様子は【こちら】。

植樹当時は幹と枝だけの状態でしたが、今やキャンパスのシンボル的存在になりました。

（4月4日撮影 ポートアイランドキャンパス正面）

今週末、4月10日(日)は春期オープンキャンパス（岡本・ポーアイ・西宮の３キャンパス同時開催）です。

「実験体験講座（DNA解析技術を体験しよう）」で生命化学のおもしろさに触れたり、「キャンパス見学」で在学生から研究室について話を聞いたり、そのほか、学部紹介や個別相談など、フロンティアサイエンス学部を知り尽くす絶好の機会ですよ！

あと、秋入試である公募制推薦入試の対策講座も。

入試対策に、始めるのが早過ぎるということはありません。特に「課題探究力評価型」は、高校で頑張ってきた課題探究活動がどのように生かせるか、要チェックですよ。

高校生・受験生のみなさん、ぜひ、甲南大学にお越しください。

なお、次の点にご注意ください。

１）オープンキャンパスは事前申し込み制です。申し込み期間は7日(木)までです。（https://ch.konan-u.ac.jp/event/open-campus/2022spring/）

２）フロンティアサイエンス学部のイベントは、学部のあるポートアイランドキャンパスと、メインキャンパスである岡本キャンパスの両方で開催しています。

３）「実験体験講座」「キャンパス見学」「公募制推薦入試対策講座」は、ポートアイランドキャンパスのみのイベントです。

（在学生によるキャンパス紹介（実験装置の紹介）のイメージ）