科目名 | バイオ計測工学 |
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配当年次 | 2年次(B期) |
単位数・科目 | 2・選択 |
曜日・時限 | 月曜1限、水曜2限 |
担当教員 | 中野 修一 |
講義方法 | 講義 |
概要 | 様々な科学測定装置が開発されているが、バイオ関連分子を対象とする測定装置には、いかに少ないサンプル量で高感度な測定結果が得られるかが重要視される。講義では、バイオ関連分子の構造や物性を調べるために汎用される測定機器の化学的・工学的原理を解説するとともに、測定データの解析法について説明する。 |
講義の目的と学生の理解・達成目標 | バイオ実験で用いられる代表的な科学測定装置に関する知識を習得し、実験データを取り扱う方法を身につける。情報を整理し、分析する力、自立的に志向し、行動する力の習得。 |
関連学問 |
生物 化学 物理 |
関連分野 |
生命 環境 医療 創薬 新素材 ファインケミカル 分析 エレクトロニクス 食品 マネジメント |
成績評価 | 試験結果をもとに評価する(課題への取組みや出席も参考にする)。 |
講義構成 |
1.バイオ分子の計測から得られる情報 2.分光光度計を使った結合反応の測定 3.結合データの解析 4.電位差測定 5.化学量論と結合協同性の評価 6.統計熱力学に基づいたデータ解析 7.溶液理論と化学ポテンシャル 8.高分子電解質と膜電位 9.界面の反応と測定 10.分子の輸送過程と流体理論 11.分離装置による測定 12.放射線を使った測定 13.酵素反応データの解析法 14.非平衡状態とフィードバック制御 15.測定データの取り扱いと回帰分析 |
教科書 | 特に指定しない(自分にあった教材を手に入れてください)。 |
参考書・資料 | 生命科学系のための物理化学(東京化学同人) |
備考 | 生命化学分野で使われる装置の原理と、測定によって得られるデータの解析方法を学びます。学生実験の内容を深く理解したり、これから実験計画を立てるのに役立つ内容です。 |